Windows8 の認証方法は、従来と大分異なるようです。
ここでは私が購入した「Windows8Pro アップデート版」に関して色々試した結果を報告します。
試したパターンは以下の通り
(1) 抹消したHDDにクリーンインストール
(2) 認証済みのWindowsXP が入っているHDDにクリーンインストール
（インストールの途中で、HDDの内容を全て削除する）
※共通事項
どのパターンでも、インストール途中でプロダクトキーの入力が必須になります。
（Windows7までは、インストール途中の入力をスキップする事ができました）
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(1) 抹消したHDDにクリーンインストール
このパターンは、「最初から最後までアップデート対象が無い状態」で、どこまで進められるか、
という確認になります。
WindowsXPまでは、インストール途中でアップデート対象のインストールメディアと入れ替えて
認識させるという方法がありましたが、WindowsVista以降はそれが出来なくなりました。
結果：
・ インストール途中でアップデート対象のメディアを要求するような場面はなく、すんなり終了。
・ インストールは出来るが、認証は出来ない。
*** 以下は、インストール後に出てくる関連した画面です。 ***
認証が済んでいない状態で使用した場合、従来のWindowsと決定的に異なる点が一つ。
使用途中に、「ライセンス認証を行ってください」というメッセージの画面で突然ロックされてしまいます。
このロック画面は、日付が変った最初の起動時にも、ほぼ確実に出てきます。
このライセンス認証の関係で画面ロックで作業が中断されるような事は過去には無かったと思います。
上の画面の右側の「PCの設定を開く」をクリックすると、以下の画面になります。
インストール途中でプロダクトキーを入力しているのに、また入力を要求されます。
プロダクトキーを入力しても、以下の画面のように、「プロダクトキーが合っていない」と拒否されます。
インストールから30日以内であれば、この画面で [Ctrl]-[Alt]-[Del] キーを押して、出て来た画面の中から
「タスクマネージャ」を選択すれば、デスクトップ画面に戻れます。
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(2) 認証済みのWindowsXP が入っているHDDにクリーンインストール
（インストールの途中で、HDDの内容を全て削除する）
この方法は、Windows8 インストールの途中、 HDDの領域を設定する場面でHDD全体を削除し、
その後にWindows8 をクリーンインストールするという方法です。
結果：
・インストール後、問題なく認証出来る。
・但し、従来のWindowsと異なり、インターネット接続があると、勝手に認証を終えてしまう。
*** 以下は、インストール後に出てくる関連した画面です。 ***
これは、インストールの途中で旧OS（ここではXP）を削除している場面です。
この後にWindows8のファイルがインストールされますので、HDDの中に旧OSの痕跡は全く無くなりますが、
認証はできたので、ここ以前の段階で「アップデート対象Windowsがある」と確認されていたと考えられます
インストールが完了したら、ライセンス認証を行う画面に移ります。
デスクトップでもModernUIでも右上角にカーソルを持っていって出てきたメニューの「設定」を選択。
次に出てきた画面で、右下の「PC設定の変更」を選択。
インストール後に、インターネットの接続環境が整っていない場合にのみ、この画面になります。
殆どの場合、PCにLANケーブルを差していないケースでしょう。
接続環境が整っている場合には、既に認証済みで、この画面を見る事は出来ないはずです。
インターネット環境が無い場合は、「電話でのライセンス認証」をクリックして、以降の指示に従います。
インターネット環境が整うと、この画面に変わります。
認証を行うタイミングは、「インターネット環境が整ったタイミング」以外に、ユーザー側からコントロール出来ません。
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